物欲にキリがありません。こんな感覚は小学生以来で驚いています。
そう、プラモデルで連合艦隊を再現するんだと意気込んで
ひたすら家庭内軍拡していた頃を思い出していますw
(この野望は実際に一部を再現して終了しました^^; 今でも時折
絵の資料にしたりしてます)
そんなに何が欲しいのかと言うと、言うまでも無くフィルムカメラ。
ただ、収集癖に目覚めたかと思っていたらどうやらより高機能高性能なモノを求めて
いるという方が本当のとこで半分安心・半分不安。
このところは機会があればカメラ店で高性能なカメラを探していました。
(実際に購入しているわけでは無いんですが・・・)
叔父のNikomat EL発掘に始まり加熱したカメラ熱ですが、現在有明が
所有する機材は三台ありまして、
○Nikon D60 (自腹で購入)
○Nikon U (ジャンク品を無料で回収して修理)
○Nikomat FTn (叔父のNikomat EL死亡の為代替品として購入)

これに、レンズ破損の為現状では修理不可能となり、部屋のオブジェと化している
二眼レフのRICHO DIACORDがありますが、これはいつの日か復活を夢見て現在は
冬眠中。
デジタルカメラと違って、フィルムカメラの方はタダだったり、ゴミ同然の値段のものを修理したり
して使用してましたが、今度買うなら下手に中途半端だと後悔する上、おそらく
出費がヤバイ事になるであろう事は確実なので、ココは一つ気合を入れてどうせ買うなら
上が存在しない最高頂点へ一挙に上る事にしちゃいましたw
そんな訳で今日の主役です。
Nikon F4俗に言う「F一桁」と呼ばれるNikonカメラの最高級品シリーズの4代目です。
発売は1988年。丁度ソウル五輪・大韓航空機撃墜事件などの頃ですかね。

実は半年ほど前に一度格安で購入したんですが、この時は価値が理解できなかったのと、
オプションパーツの無い状態、さらに買値より高く引き取るという話しがあったので、すぐ
手放してしまいました。(9000円で買ったものを12000円で引き取るという話だったので)
で、売った後でどんなカメラなのか調べてみると実に面白いカメラである事がわかりました。
それはー
最高機種なのに非常に不人気なのです。このカメラ。
人気は恐らくFシリーズ六代の最低かと思います(汗
理由は色々ありますが見ての通りバブル全開なデザイン、他でも言われいますが、
外装がプラスチックなので、なんだか安っぽい雰囲気が抜け切れていません。
その為見た目の高級感では先代(F・F2・F3)に劣り、AF初搭載機種ですが、そうした自動化機能では
後継(F5・F6)に劣ってます。しかもでかい上に重たく握り具合も微妙という評価を受けていました。
じゃなんでソレを購入したのかと思われるかもしれませんが、実はこうした評価が
近年覆りつつあるのです。理由は後述しますが、確かに半年前短い時間所持した時も、
問題あると言われながらも流石最上位機種。尋常ならざらぬカメラという事は私でも理解できました。
それに日本人にありがちですが、散々悪くいわれるモノや人を好きになる場合があって、
自分の場合もF2やF3より安値で売られているF4がどうやら好きになってしまったようです(笑
そんな訳で毀誉褒貶相半ばするこのFシリーズ四代目に妙な愛着を感じるようになり、
機会があればまた手に入れようとずっと思っていました。
すぐ手放した先代を売却した資金を手元に残して、状態の良いF4を探し、待つ事半年。
ようやく行きつけのカメラ屋で最高のコンディションのF4を発見したので今回購入したというわけです。
購入時のお値段は22000円。今までは1000円2000円で手に入れていた
フィルムカメラだったので、とても高い気がしました(汗 でも今回購入したF4は
多分わかる人にはとってもお買い得だったと分かってもらえるかと思います。
まずNikon F4Sに変身させるバッテリーパックSB-21が付属します。
これで毎秒4枚から、約6枚の撮影が可能になります。
ノーマルF4でもかなり威圧的な顔してるのに、MB-21を装着したら
確実に見てる人は引くカメラに大変身ですね(笑 戦闘的なフォルムになりますが、
何よりも重量が半端じゃない事になります。F4それ自体の重量がレンズつきで
1.5kもありNikon Uの三倍の重さですが、MB-21を装着したF4sだと実に2kg越え・・・
ちょっとしたダンベルです。
F一桁シリーズはこの変身用パーツの値段が高騰して通常5000円位してる事を
考えるとかなりお得な買い物なのですが、今回の買い物はこんなレベルじゃないです(笑
カメラ屋の好意でまるで深夜テレホンショッピング並にお得なオマケがついてきます。
まずは、知る人ぞ知る超レアオプションパーツである、マルチコントロールパック
MF-23。数が少ないパーツなので、やはり中古価格もかなり凄い事になってます。
(気になる人は「Nikon MF-23 中古」でGoogle検索してください。)
MF-23はノーマルの裏蓋と交換して装着する事でF4を更に細かく動かす事が
可能になるパーツで、「電子制御コントロールパネル」とでも呼ぶ代物です。
そんな貴重品MF-23付で2万円弱ならかなりお買い得と思います。
まだ終わりじゃないのです。さらにオマケがついてきますw
オートフォーカステレコンバーターTC-16Aです。
コチラもMF-23同様知る人ぞ知るレアアイテム。コレは
「マニュアルフォーカスレンズをオートフォーカスレンズに出来るアダプタ」です。
これを装着すると、TC-16A内部のレンズが前後移動して、過去のレンズでも
自動ピント調整が可能になるという優れものです。
コレはF4発売当初、まだAFレンズが少なかったための処置ですが、今では珍品として
かなりプレミアが付いているようです。
先日修理したヨンサンハチロクを装着してみました。Aiレンズで、F値3.5以上じゃないと
動作してくれないので私の手持ちのMFレンズではヨンサンハチロクしか付けようがありません。
オマケじゃなければきっと入手することはなかったと思います。いや儲かった。
更に更に。今回最後にもう一つおまけが付いてくるのですw
事実上の専用外付けストロボSB-24です。初めて購入したストロボがまさか
こんな高級機種になるとは思いませんでした。機能が多すぎて全く使えてません。
説明書を近く取り寄せようと思います。
結局、今回22000円でF4に関係する全パーツを一挙に格安で
購入する事ができました。しかも半年ー1年は保証つきです。
多分当時価格で40万円位。現在の相場でも
5万円位するんじゃないかと。滅茶苦茶破格のお値段でした!万歳!
ありがとう●●●カメラ店サン!
と、あらゆる部品を揃えてしまったのですが、このあたりでF4というカメラの魅力は何か。
続きを語りたいと思います。近年評価が覆りつつあると上で述べましたが、その理由はコレです。
べらぼうなレンズ対応率の高さです。これは各所でもう言いつくされていますが、
本当にまぁありとあらゆるレンズをつけまくっても全部受け付けてくれました。ビックリ!
2008年発売のD60のレンズも問題なしでした。(カメラは88年製なのに!)
実はNikkorレンズは、確かに装着部分のマウント形状を物理互換性としては維持してますが、
微妙な形の違いや、一部の電子的な機能などで100%の機能を発揮できない場合も
初心者用機種なんかではけっこうよくあったりするのです。
ですが、ココにある写真のレンズは全てOK。この写真を撮影しているレンズも問題無く
使用可能。というかF4では「使えないレンズ」をリストアップした方が早い位です。
このレンズ互換性の高さが近年F4の評価をひっくり返している一因と言われてます。
この対応率の高さは6代の中で多分最高だと思います。(F6でも勝てない・・・ハズ)
自分みたいにゴミを買って治すのが面白くなり始めている奴には非常にありがたい
カメラです。ホント。もちろん先日なおしたヨンサンハチロクでもすべての機能が動きました^^
後それから、散々不評な自動化に関する性能も、個人的にはそれほど不満では・・・
AF速度が遅い事が欠点としてあげられますが、最新のレンズをつけた状態では手持ちの
デジ一D60と大して変わらなかったです。それに露出計の性能・精度はすごいモノなのじゃないかと・・
ドアップを1枚。
今までの発掘品やジャンク、ゴミから蘇らせることでタダ同然に入手してきたことを思うと、
高い額を支払うのには少々覚悟がいりましたが、やっぱり改めて手元に持ってみると確かに
凄いカメラです。
プラスチックの外装が嫌われる事が多いと言われますが、80年代生まれでこのF4が
発売されたころが子供だった自分にはこのブラックプラスチックを多用したバブリーな
デザインのF4は子供のころあこがれた色々な機械を思い出させてくれるのです。
ダブルスピーカー・ダブルカセット装備のCDラジカセ
VHSビデオデッキ
VHS-Cビデオカメラ
コンパクトカセットポータブルプレイヤー
ワイドクリアビジョン対応テレビ
こうした80年代末から90年代初頭に流行った家電製品なんかは
大体F4と同じようなブラックプラスチックを多用していました。だから有明には
このF4のデザインは、懐かしい子供時代を連想させてくれるのです^^ だから
あんまり自分はプラスチック外装に抵抗感が無かったりします。これもF4が好きになった
きっかけかと。
それに、使われているプラスチックの品質もNikon UやD60とのソレとは
明らかに異なります。とにかく丁寧に精確に部品の一つ一つが作成されている事が
わかりますし、おそらくNikomatに使用されている真鍮なみに頑強なモノと推測されます。
なんというか色々言いましたがデコボコな所に秘めた高性能というのがF4を選んだ理由かな?
という事で、今回はこれらを全部組み立てて三脚においてみました。
うひゃー・・・デカイ・・・しかもしぬほど重い。振り回したら軽く人が殺せます(汗
「鈍器」とか「重戦車」とかいう表現がピッタリ。
写真内の装着レンズは先日ヨンサンハチロクと同時購入した、
Ai Zoom Nikkor 80-200mm F4.5です。まだ修理してませんが装着すると
F4にはぴったりとマッチします。カッコいい!でも、手持ちは不可能な重さですw
カメラの癖に下から見上げられる高さがあります。高さおよそ40センチほどになるかな?
90年代のプロカメラマンはこの状態で持ち歩いていたのかな(汗
肩こっただろうな・・・・ご苦労様でした。
SB-24もMF-23も液晶があるので両者を装着するととても厳つい雰囲気。
後姿は何だがデジタルカメラの様な感じになってます。
コレを購入した私を見て家族全員、いったいお前は何になりたいんだ?と
半ばあきれ顔ww というか私も買ったは良いがマンガを描きながらニヤニヤと
三脚に乗ったコレを眺める以外、現時点で使用目的を見いだせませんww
明らかに自分に分不相応なカメラを買ってしまいましたが、意地でも使ってやろうと思います。
後顧の憂いとこれ以上のカメラ増殖を防ぐためにもNikon Uは誰かにあげちゃおうかなとか
思ってます。そんな訳で近日中にはテスト撮影の結果をお知らせできるかと・・
あ、でもその前に原稿が先ですね^^;
それから、多機能すぎて使用不能状態なSB-24の説明書を買わないと・・・
(F4とMF-23・TC-16Aなどは説明書もついてきてます^^)
では今日はこの辺で〜